愛宕塚古墳ーあたごづかこふんー

国指定史跡

黒川東岸の台地上に造られた全長77mの前方後円墳です。墳丘は東西に主軸をもち、二段に造られています。この古墳にも、墳丘第一段の平坦面が幅広く造られる特徴が見られます。墳丘の周囲には深い堀(周溝)と土塁(周堤)がめぐっています。周堤帯上から「盾もち人」などの形象埴輪や四条のタガをもつ円筒埴輪が採集されています。しかし、石室については調査が行われていないため不明です。なお、前方部にまつられている愛宕神社は、元禄7年(1694)壬生城主、松平輝貞が壬生城の鬼門除けとし、建立したと伝えられています。

所在地

壬生甲車塚3278-1 他

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